脱・勉強もどき

定期テスト期間に入る前、中1と中2の生徒達には「学習計画表」を配って、毎回の勉強前と後に記入してもらっています。
毎回の勉強時間がムダなもの(机に向かっているだけで内容がともなっていない状態)にならないようチェックするのが学習計画表の役割ですが、この土日は一度勉強した内容が定着しているかを確認しました(1人あたり15分ほど)。

私が口頭で問題を出しそれに答えるという形式ですが、重要な問題は少し聞き方を変えました。というのは、学校のテストではワークの内容がかなりの部分を占めていますが、ワークとまったく同じ形式で出されるわけではなく、多少聞き方を変えて出題される問題が多いからです。たとえば、ワークでは ( ) book is this?(これは誰の本ですか?)となっており、カッコにはWhoseが入りますが、諮問試験では「これは誰の本ですか、を4語で答えて」という具合に聞きました。しっかりと内容を理解しながら進めている子はきちんと答えられるのですが、テストで点が取れない子はほとんど答えられません。ワークと同じように尋ねれば空欄部分は答えられるのですが、英訳できないだけではなく、同じ文中の単語の意味を理解していない(和訳ができない)、発音できないというケースも散見されました。

ワークを2周以上している子で平均点前後の子の多くは、そのような状況に陥っています。テストではワークの形式から少し変化したものが出される、ということは分かっているようなのですが、その対策をせず、ただ何度も繰り返している状態です。「テストでは他の聞かれ方をするかもしれない」という予測を持っていれば、当然、前後の単語の意味や読みも理解できていなければなりませんし、分からなければ意味を調べなければなりません。しかし、そのような予測をしていなかったり、あるいはワークの問題以外の内容理解を「面倒なこと」として避けて通るのは、勉強風景だけを見るとマジメにやっているように見えますが、内容としては不真面目です。そうした形式的な勉強は「自分は勉強をしているのに伸びない」という意識につながっていくのですが、そのまま放置していると、無気力や「どうせダメなんだ」という諦めにつながってしまいます。

勉強ができるようになる子は例外なく、「勉強もどき」から意味のある勉強に変わっていきます。今回の面談(諮問試験)で、内容の伴った勉強なのか、そうではない勉強なのかが分かったと思いますので、常に「勉強もどきになっていないか?」を意識して机に向かってもらいたいと思います。

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